勉強会に行って来ました

 この土曜日に、以前、行っていた病院で、腎臓病の勉強会がありました。今回の テーマは、外食と塩分についてです。  まず、先生から、塩分と水分、そして、血圧との関係について、詳しい話があり、 色々と勉強になりました。塩分を、たくさん摂ると、水分が欲しくなり、慢性腎不全 の患者には、水分を処理できず、危険な状態になる。しかし、腎臓の機能のある患者 の場合は、水分を摂ることによって、タンパク質の処理が楽になり、腎臓への負担が 少なくなるとの話を聞きました。これは、はじめて聞く話でした。  その後、昼食を兼ねて、栄養士さんから、外食する場合の栄養成分、特に塩分につ いての説明があり、目の前にある食事の栄養成分について、細かく説明してくれまし た。自分は、一番、管理上、差し支えの無い、天ざるうどんにしたのですが、幕の内 弁当が一番人気で、ついて、生姜焼き定食でした。そんなもの、食べれるのだろうか ?と思ったのですが、案の定、栄養士さんから、タンパク質と塩分が多く、半分残す ことで、おおよその規定値内に収まってくるとの話を、聞くことができました。しか し、来られていた方は、ほとんど、みんなかな?確認はしていませんが、残さず食べ ていたようです(^_^;)。大丈夫なのかなぁ?まぁ〜、人それぞれですからね。  今回の勉強会に参加された方は、ざっと見た感じ、20数人くらいだと思うのです が、質問されていた方の話を聞くと、透析前の外来の患者さんが、多かったようで す。そこで、話を聞いたり、いままで、他で聞いてた話とかで、感じた事は、透析を 始める前の患者さんと、始めてしまった患者さんとでは、だいぶ考え方が違うように 思います。透析前の方は、透析になると大変だからっと、必死になって、食事管理を したり、病院に通って、先生の話を聞いたり、とにかく、目の色が違うのに比べ、透 析に来ている患者さんは、なんか、のんきです。そんな感じがします。実際のところ は、わかりませんが、私が感じた印象ですね。  透析前の患者さんと、透析を始めた患者さんで、意思の疎通というか、情報の伝達 が、正確に行われていないのではないでしょうか?自分の場合も、入院当初は、 散々、看護師さんから、透析は大変だからっと、脅かされました。しかし、始まって しまえば、ある意味、しかたないことで、これを大変と言う言葉で、済ますのは、お かしいのではないかと思っています。  自分は、緊急透析で、透析前と言う期間が、ほとんど無かったのですが、透析前が 長い方でも、透析に入った方でも、ある意味、状況は同じで、腎臓を大事にするため に、自己管理は大切で、そこまで言うと、決して病人だけで無く、一般の人でも、 ちゃんとした自己管理は、もともと必要なものですからね。透析に通う必要性が出て くるだけのことで、以前、脅かされたように、極端に大変にものでは、現在のところ 無いですけどね。  もっと、腎臓が悪くなり、治療を始めた段階で、透析と言うものは、どういうもの なのか、実際に、透析をしている人は、どんな感じなのか、勉強するべきだと思いま す。ただ、透析という見知らぬ恐怖と、戦っている透析前の患者さん達を見ている と、なんかかわいそうです。医療の現場も考えて欲しいですね。自分も、散々、脅か されましたから。ならないように努力するのは大切ですが、なってからも、その努力 は必要だって事は、忘れないで下さい。

旧ERIEの腎臓病闘病日記

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