静岡市のマンション、耐震強度不足

 静岡市駿河区の分譲マンションが、建築基準法で定められた耐震基準を下回ってい ることが、静岡市の調査でわかりました。  静岡市内の「ザ・トーカイ」が建築主となり、販売も手がけ、2003年に完成し た鉄筋コンクリート10階建て(全36戸)。設計、構造計算は市内の建築士らが 行ったものです。  構造計算書が、途中から差し替えられていたようです。計算した建築士によると、 故意に差し替えた事は、否定しているそうです。  今度は、静岡ですね。なんか、いくらでも出て来ますね。構造屋が、ずる賢いの か、チェックする側の力量不足か。あまりにも多いですね。  構造屋側から見れば、建物への安全性について、もっとプロ意識を持って、仕事し て欲しいと思いますね。しかし、構造屋の立場の弱さ、その辺りを考えると、上から 指示され、仕方なく、やってる人が多いのでしょうか?罪の意識と言うか、安全な建 物を・・・と言う気持ちは、無いのでしょうか?それとも、単に、技術不足か。その 辺りは、不明ですが、これだけ出てくると、かなり問題視されてもしかたないような 業界なのだと、再認識してしまいます。  自分は、確認申請などに行き、いつも思っていたのですが、構造計算書をチェック してくれる建築主事が、少ないのに、驚かされます。自分の地元の役所では、構造担 当者がおり、自分の駆け出しの頃から、細かくチェックしてくれ、ご指導頂いた方 が、おられましたが、他の地区の役所に行くと、「計算書見て頂けましたか?」と聞 くと、「そんなものはいい!」と、突っ返された事が多々あります。  6月からは、第3者機関での計算書のチェックが始まりますが、そこでは、どうな のでしょうか?認定ソフトとして、ちゃんと計算されているか、ごまかしが無いか、 再計算すると聞いていますが、細かい数字については、ソフトへの入力する荷重など の係数についての確認は、どうなるのでしょうか?構造屋の主観も入り、また、計算 漏れのような部分も出て来ると思います。基本的な技術の無い構造屋が計算した場 合、ソフトの再計算だけでは、判断出来ない部分は、かなりあると思いますね。  近い将来、どんな形になるのか、まだ不明な点が、多いですが、チェックする側の 力量不足が、技術もしくは認識不足の建築家を、大量排出したきっかけになっている ような気がします。

旧ERIEの腎臓病闘病日記

旧ocnブログの記事をアップして置きます。写真・コメントなどは、インポートできなかったようです。 現在のブログ、このブログの続きは、上のAmebloより、おいで下さい。お待ちしております。